ミーム(Meme)とは英語のスラングでインターネット上のジョークのことを指します。ミームコイン(Meme Coin)とはそんなインターネット上のジョークから生まれた仮想通貨です。その中でも有名なのがテスラCEOのイーロン・マスクがTwitterで何度も呟くドージコイン(Doge Coin)でしょう。多くのミームコインはコミュニティの力に支えられ、ステーブルコインのように資産の裏付けになる資産がないに関わらず、コミュニティの提案でDeFiの機能が追加されるなどして価値が高まることがあります。上手くエントリー出来れば、収益を上げることも可能です。
今回の記事では人気なミームコインとその特徴について紹介します。
1. ドージコイン(Doge Coin / DOGE)
ドージコイン(DOGE)は柴犬をモチーフにした元祖ミームコインです。名前のドージの由来はネットスラングで柴犬という意味です。2013年にIBMのエンジニアによって作られた仮想通貨(暗号資産)で、ライトコインのハードフォークで誕生したコインです。ドージコインは強いコミュニティに支えられ、TwitterやRedditのチップとして利用されています。
またイーロン・マスクがテスラの決済に導入するなどTwitterでつぶやいたことで価格が急上昇しました。
https://twitter.com/BillyM2k/status/1481843848649355265?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1481843848649355265%7Ctwgr%5E8f037629cfeb5a08110604123720b5443b06fcd7%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.coindeskjapan.com%2F136366%2F
ただのミームコインだったのが、上のようなリアルの決済に対応する例が増えれば、更なる価格上昇も期待できます。
2. シバイヌコイン(Shiba Inu / SHIB)
シバイヌコイン(SHIB)はドージコインを模倣して作られた仮想通貨(暗号資産)で、ERC20規格で作られています。シバイヌコイン(SHIB)自身のことを、公式ホームページでドージコインキラー(Dogecoin Killer)と謳っています。2020年8月にRyoshiと呼ばれる個人またはグループによって作られました。
シバイヌコインの3つのエコシステムで構成されていて、プロジェクトの基礎となるSHIB、元リベーストークンのLEASHと、将来的にガバナンストークンになる予定のBONEからなっています。
ドージコインと同じようにシバイヌコインもテスラCEOのイーロン・マスクが度々Twitterで呟く仮想通貨(暗号資産)です。直近ではテニスの錦織圭選手が身につけている、高級時計タグホイヤーの決済にシバイヌコイン(SHIB)が対応しました。ドージコインのようにリアルの決済の場が増えれば、需要が高まり、価格上昇を期待できるかもしれません。
3. モナコイン(Mona Coin / MONA)
モナコイン(MONA)は西村博之氏によって開設された日本最大級の匿名掲示板、「2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)から生まれた仮想通貨(暗号資産)です。モナコインもドージコインと同じようにライトコインのハードフォーク起点で生まれています。コインには有名なアスキーアートであるモナーが描かれています。
モナコイン(MONA)が一番最初に注目を集めたのはモナコインを利用して土地を購入した人がいるとテレビ東京で特集されたことがきっかけでした。
https://twitter.com/wbs_tvtokyo/status/486117578561966081?s=20&t=HxlMn9p6H-J8ydT4K2QBzw
元祖ミームはドージコインなのですが、日本においてはモナコインがドージより先に日本の金融庁に認可を受けたことから日本では馴染みのある仮想通貨(暗号資産)です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。インターネット上のジョークとして始まったトークンでテスラの決済で利用されたり、土地購入に利用できたりと侮れないミームコイン、今後も私たちの日常生活に近いところでの活用が増えるのが楽しみですね。